~前書き~
お久しぶりです。
前回から全く更新してなかったのですが、実はお盆の間は帰省しておりました。
実家は東京なので、どっか島の温泉でもいこっかなとか考えてたら台風ですよ...
ということで大人しくクーラー+ゲーム+アニメ生活を満喫していました。
(↑これがブログを更新しない理由には全くなってない)
今回から紹介する温泉たちは、自分の感想のみではなく少し詳細まで調べて記事にしようと思いました。
より楽しんでもらえればありがたいです!では!
__________________________________
__________________________________
白骨温泉 (主に含硫黄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉)
「三日入れば三年風邪をひかない」と言われる白骨温泉。
初見の際は必ず名前の禍々しさに少し物怖じする温泉ですが、一度足を運べばアクセスの大変さなんて気にせずリピーターになること間違いなしの極上の温泉です。
ちなみに名前の由来についてですが、もともと明治時代くらいには栃の木をくりぬいた浴槽に成分が付着して白く見えたことから「白船(白舟)温泉」とも呼ばれていたそう。
その後、大正時代なって中里介山さんの小説「大菩薩峠」にて「白骨温泉」と紹介されるようになり、現代に名前が定着したそうです。
他にも、成分が凝固して浴槽や床に骨のような紋様が出来ることからこの名前になったとも言われているそう。(個人的にこの説しっくりくる...)
実際に足を運んでみると、まずロケーションに感動します。
清流に森林に断崖(?)に...この環境の中にある温泉が、最高でないはずがない!
入浴施設の中でも個人的なおすすめは上の写真に載せてある「泡の湯旅館」です。
「白骨温泉」といわれてよく紹介されるのはここかなと思いますが、本当に最高の源泉を持っています。
特徴的なのが大露天風呂と内風呂のぬる湯です。
大露天風呂は三つの滝から源泉が流れてくるという何とも豪華な浴槽。
混浴ではありますが、温泉が白くバスタオルもOKなのでお互いあまり気を遣うことなく楽しめるかと思います。
内風呂のぬる湯は源泉そのままの透明なお湯で、炭酸ガスが豊富に含まれています。
38℃前後と、ガスが分離せず長湯ができる浴槽には無限に入っていられる気がします。
こういうぬるくても温まる温泉が本当に大好きです...
ちなみに、常連さんが体にめちゃくちゃ泡をつけて長湯しているので、なるべくお湯を揺らさずに出入りするのにはとても神経を使います(笑)。
それから飲泉文化も有名ですね。
白骨の湯は消化器系の臓器の血流が良くなることで知られています。
温泉を使用した温泉粥も有名ですね。足を運んだ際はぜひ堪能してみてください!
一時期白骨温泉では色々あったようですが、それでも(それゆえ?)最高の温泉を提供してくれる白骨温泉は、長野県でも一押しの温泉です。
中房温泉 (主に単純硫黄泉)
日本百名湯にも選ばれている中房温泉。しかし足を運んだことがある人は中々いないのではなでしょうか。
それもそのはず、海抜1462㍍で険しい山道を30分くらいひたすら進まなければいけない秘湯の温泉なんです。
ただ、実は結構歴史のある温泉で804年に蝦夷征伐に向かう坂上田村麻呂がこの地に立ち寄って、傷ついた兵士たちをこのお湯で治したと伝えられています(近年ではこの話は史実に基づくものではないんだとか...)。
近年では、1821年に生糸に艶を出すために必要な明礬を採取する目的で中房温泉が活躍することになります。
実際に足を運んだ感想として、高所でのみ楽しめる贅沢な単純硫黄泉!って感じました。泉質としては岐阜県の新穂高温泉や富山県の祖母谷温泉に近いかも?
こういう秘湯の中で硫黄の匂いと豊富な湯の華を楽しめる温泉も好きです。
あと登山のついでに立ち寄る人が多い印象でした。そういう人たちを見ると自分も登山したくなります...
私は宿泊しませんでしたが、中房温泉には14種の源泉を楽しめる温泉宿もあるんだとか...死ぬ前には必ず行きたい!!
安曇野市の温泉で簡単に楽しめる温泉と言えば、やはり穂高温泉郷。
ちなみに新穂高温泉という有名な温泉が岐阜県にあるので、安曇野穂高温泉郷や信州安曇野穂高温泉郷とも呼ばれている国民保養温泉地です。
雪害や浴槽に届くころにはお湯が冷めきったりと紆余曲折あったそうで、現在簡単に温泉が楽しめることに感謝しなければいけませんね。
ここは実際に足を運んだのが結構前だったので、申し訳ないのですがあまり記憶にありません...
信州に来てすぐだったからなのか、温泉が熱かったのが妙に印象に残っています(笑)。
あと温泉の水がえらく透明だった気がする!!
安曇野は水が綺麗なことで有名ですから、足を運ぶ機会があればぜひ温泉、水、それから大王わさび農園は忘れずにいきましょう!!
乗鞍高原温泉 (主に単純硫黄泉)
最後に紹介するのは「乗鞍高原温泉」。
白骨温泉から割と近い位置にある温泉です。調べると単純硫黄泉と出ますが、なんとなく酸性っぽかった印象があり、久々に信州で酸性泉に入ったなーと感じた記憶があります。
足を運んだ湯けむり館は白いお湯で、施設が綺麗で食事も本格的でいいところでした!
信州で気軽に硫黄泉、酸性泉を楽しみたいという方はぜひ!
__________________________________
~後書き~
ということで今回はいかがだったでしょうか?
④のエリアは上高地や水が綺麗な安曇野市があるので、他にもたくさんの温泉があります。できればこのエリアの皆さんのおすすめの温泉を教えてほしいところです...
今回から詳細も記事にしていったので、(まとめるのにかなり時間がかかってしまいましたが)自分もたくさん勉強になりました。
今度このエリアに行くときは、友達を沢山連れて沢山の知識自慢をしてやろうと思います(笑)。
では今回はこの辺で!ここまで目を通していただきありがとうございました!