Ryu-suiの温泉紹介

長野県長野市在住の23歳学生、皆さんに伝えたい旅の思い出を記録しています

【信州・長野県の温泉地について】Part2

~前書き~

今日は前回に続いて長野県の温泉地を記事にできればと思います。

あと、昨日は他のユーザーさんの記事を眺めていて、めちゃくちゃ感心しました。

見やすいのはもちろんのこと、記事の内容やデザインもまた素敵です。

自分も、とりあえずこの記事から写真をたくさん載せるようにしようと思いました。

(今まで写真は記事に一枚しか載せられないと思ってました...)

ただ、今回はちょっと長丁場になりそうな予感...

③の地域は温泉が多いのはもちろんのこと、自分が住んでいることもあって紹介したいことも多いんですよねー。区分わけが明らかに悪かったです。

まあでも内容が充実したものになると思って、さっそく始めたいと思います!

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長野県の温泉地(区分分け)

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前回、①で取り上げるのを忘れていた温泉から...

①【湯田中渋温泉

ここは千と千尋の神隠しのモデルとなった建築物「金具屋」さんで有名ですよね。

あとは共同浴場が多いことでも知られています。渋温泉にある旅館に泊まれば9つある共同浴場に入り放題という事で、外湯めぐりが大好きな方はよく足を運んでいるでしょう。(別府温泉についで共同浴場が多いともいわれるようですが、野沢温泉もあるしホントかな...)

源泉がなかなかの温度ですが、まあ沢山の人が入るので夜は特に入りやすい温度になっています。

湯田中渋温泉の地域一帯は温泉のみでなく、温泉に入る猿を見ることが出来る通称「スノーモンキー」であったり、綺麗な温泉街をゆっくり歩いたり、スキーも楽しめるこれまたいろんな人が楽しめるいい温泉地です。

ちなみに個人的には長野駅から長野電鉄に乗っていくことをお勧めします。長野電鉄は景色抜群ですし何より「食・芸術・歴史」を楽しめる小布施にも寄ることが出来ます。

長野電鉄

③【長野市周辺・松代温泉・丸子温泉郷戸倉上山田温泉別所温泉...etc】

ではまず長野市周辺の温泉施設から紹介できればと思います。

長野市周辺は本当にたくさんの温泉施設がありますが、大体半分以上は人工的に掘削し、地下何千メートルから掘り出している印象があります。こういうような温泉は、長野市ではナトリウム・カルシウムー塩化物温泉に分類されることが多く、人工的に掘り出してはいるものの、めちゃくちゃ成分が豊富でしっかりとした味も楽しめます。

日帰り施設はサウナに力を入れているところも多いので、サウナと温泉どちらも楽しみたいという方にはピッタリだと思います!

さて、そんな長野市周辺でもちゃんとした温泉に入りたい方にもおすすめできる温泉がいくつかあります。

まずは「裾花峡温泉・うるおい館」長野市中心から一応徒歩でも行ける圏内ですが、成分も濃くて極上の温泉が楽しめます。泉質はナトリウムー塩化物温泉だったかな...?かなり塩っぽいですが鉄分も含まれていて温泉の色は褐色をしています。

個人的に好きなポイントは「景色が良い(空気が美味しい)・飲泉が楽しめる・学生料金が安い」点です。

都市部からそう離れていないにも関わらず、露天風呂からは綺麗な自然を楽しめます。そして二階の食事処では温泉の水が茶碗で飲めるサービスもあり、こう合法的に飲泉が楽しめる温泉施設はテンションが上がりますよね...いつもごちそうさまです。

そして料金ですが、学生は580円!サウナも完備してあるのでほんとにこんな値段でいいの?!と驚いてしまいます。

二か所目は「大室温泉 まきばの湯」です。

ここは内風呂と露天風呂、それに特殊なサウナがあったと思います。ここも成分が豊富で、飲むと形容しがたい苦みがじわじわとやってきます。ここは日本一不味いと言われる某新潟にある温泉の次くらいには不味い温泉なんじゃないかな...その分成分に関しては保証されていますからね。

あとは景色がいい!特に雪の降る季節は幻想的な眺めを楽しめてめちゃくちゃお勧めです。(温度が高いこともありやはり冬季がお勧めです)。

次に松代温泉。ここは昔加賀井温泉とも呼ばれていて、たまーに昔の温泉の文献を漁っていると加賀井温泉と書かれていることもあります。

この温泉はとにかく成分量が半端ではありません。ぜひ現地にいって温泉分析表を見てみてほしいです。温泉を口にしてみてもよくわかると思います(笑)。ここは鉄分が含まれているので茶褐色に見えますが、現地に行くともう少し黄色っぽく、黄金の湯という別名に恥じない綺麗な色を楽しめます。

温泉は結構熱く、さらに豊富な成分の影響で非常に温まりやすくなっているので、のぼせないようにご注意を!!

温泉施設ですが、松代壮が一番有名なのかな...?大きい施設できちんと管理されている温泉が楽しめます。

ただ、個人的には加賀井温泉 一陽館もお勧めです。ここはめちゃくちゃ湯治向きで慣れていない人は少し抵抗あるかもしれませんが、より源泉に近い温泉を存分に楽しめるいいところです。

さて、松代温泉は歴史的にみると真田藩にゆかりがあったり、信玄の隠し湯と呼ばれていたり(いくつあるねん!)しますが、おおもとはこの成分豊富なお湯が農業用水に混じることで農作物に影響を与えていたことから、温泉として管理しようとしたのが始まりなんだそう。って加賀井温泉一陽館に説明書きがありました。

松代は他にもお城や歴史的なあれこれが楽しめる場所なので、ぜひ温泉と一緒に楽しんでほしいなと思います。

 

やばい、全然描き切れてないのですが、今回はもうお時間なのでここまでとさせていただきます...また次回!

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~後書き~

全然書ききれませんでした...やっぱりよく足を運ぶ地域は伝えたいことも沢山ありますね。おそらく次回書くことになるであろう温泉もめちゃくちゃネタがあると思いますが、もらさず伝えられればと思います。

さて、今回記事を書いて見て思ったのですが、ふと「温泉行きたいなぁ」と思ったときに選択肢が沢山あるのって、めちゃくちゃ幸せなことなんだなぁと感じました。

自分の地元は東京都で、温泉もあるにはあるんですが、どこも市街地で地下深くから掘り当てたサウナメインのような場所ばかりでした。温泉の質に文句があるわけではないですし、むしろ温泉が近くにあるだけで感謝しなければいけませんが...

こう...何か物足りなく感じるという贅沢な悩みがあったりします。特にリラックスしたいときに自然に囲まれた温泉を選択肢に入れることができるのは本当に素晴らしいことだと感じます。

この話から派生して、現在の温泉ってたくさんの形態があるなって思っています。

湯治目的、サウナ目的、リラックス目的...etc。

勝手な推測ですが、昔の温泉は、気軽に友達と「温泉行こうぜ!」的なノリで行くような場所じゃなかったんじゃないかなって想像しております。もっとこう、厳格で神聖な場所的な...??

それとも裸の社交場的な感じだったのかもしれませんね。石川県の山中温泉に訪れたときは若い人もお年寄りもみんなでアメニティを持って行ってお湯を楽しんでいるように見えました。今思い出してもとっても素敵な光景で、少し不思議に感じたのを思い出します。

皆さんは温泉ってどんな形態が一番ふさわしいと思いますか???

私は、ありきたりな意見ですが今のように色んな目的に沿った色んな温泉施設がある現在の形態がやっぱりベストだと思っています。

温泉って、きっと浸かって楽しむだけのものじゃないですよね。

身体を癒すものそうですが、そこでしかない出会いや文化、環境を楽しんだり、食を楽しむ、友情を深めあうとか色々あると思います。

現代のような温泉の在り方こそ、そういう温泉の持つ沢山の魅力を感じられる形態なんじゃないでしょうか。

では、今回はここまで。たくさん書きすぎた気がしますが、ここまで読んでくれたかた、ありがとうございました、お疲れ様でした!