個人的にロケーション、泉質ともに大好きな温泉ですので、皆さんも足を運びたくなるような情報を発信できればと思います! それでは~
温泉データ
泉質 :ナトリウムー炭酸水素塩泉
源泉温度:平均47℃
pH :7.8~8.4
総湧出量:毎分約252L
その他 :国民保養温泉地、名湯百選、百名湯、日本三大美人の湯
歴史
龍神温泉の歴史は古く、修験道の開祖・役行者(えんのぎょうしゃ)が約1300年前に発見したと伝えられています。
その100年後に難陀竜王(なんだりゅうおう)からの夢のお告げを受けた弘法大師が浴場を開いたため、龍神温泉という名前になったんだとか...
江戸時代には紀伊藩の藩主・徳川頼宣公が藩主専用の浴場「上御殿」、家臣専用の浴場「下御殿」を作らせ、それらは今でも入浴可能な施設になっています。
特に「上御殿」は国の登録有形文化財に指定され、江戸時代の旅籠の面影や紀伊藩の湯治場であった往時の景観を現在まで残しています。
ポイント
冒頭で紹介した通り、龍神温泉は「日本三大美人の湯」に選ばれています!
この日本三大美人の湯、実は由来が明らかになってはいません...。
一応1920年に鉄道院によって編纂された「温泉案内」の中で「肌を白くする」という効能一覧に含まれている、ということが足掛かりにはなっているようですが...。
ちなみに現在、「日本三大美人の湯宿巡り」というキャンペーンが開催中とのこと!
同じく日本三大美人の湯に選ばれている群馬県の川中温泉、島根県の湯の川温泉も宿に宿泊してスタンプをもらうと美人証明書がもらえるんだとか!!
期限は最初のスタンプをもらってから3年間ということで、温泉好きの方はぜひ!
公式サイト⇒ 日本三美人の湯
また、国民保養温泉地には「龍神温泉郷」として登録されており、細かく見ると龍神温泉地区と小又川温泉地区を合わせて登録されているということになります。
小又川温泉は龍神温泉エリアから500m下流、昭和52年に温泉開発が始まった比較的新しい温泉地です。
自分は小又川温泉にはまだ足を運んだことはありませんが、最近雑誌でもよく取り上げられている名前だなぁと思っていましたので、いつか必ず足を運びたいと思います!
訪れた感想
実際に足を運んでみると分かりますが、かなりの秘湯です...。
龍神温泉が高野龍神国立公園に指定されていることから、めちゃくちゃ木々が綺麗!!
ライダーさんも沢山いて、護摩壇山やゴマさんタワーをコースに入れたドライブも予定に入れることをぜひおすすめします!
さてさて、しばらく車を走らせて、「こんなところに温泉があったら気持ちいいだろうなぁ」と思うところに待ち受けているのが龍神温泉。
一言で言えば、自然を楽しみながらやわらかなお湯を楽しめる最高の温泉地です。
泉質が純重曹泉という事で、温泉に普段いかない人でもわかるくらいにしっとりつるつるなお湯が特徴です。
また、ラジウムが豊富なことも特徴の一つ。放射能泉とまではいかないまでも、普通の温泉よりもなんか健康的になれる気がする...と思って入ってみましょう笑
後書き
龍神温泉の紹介は以上になりますが、いかがだったでしょうか?
これだけは伝えたいのですが、龍神温泉は足を運べば必ず好きになること間違いなしの温泉です!!自信をもってお勧めします!!
また、和歌山県は他にも南紀白浜温泉や南紀勝浦温泉など、海側の温泉もすばらしいですし、温泉以外でも熊野大社や熊野古道など日本の神秘が詰まっている場所ばかりで本当に大好きです。
私が初めて訪れたのが昨年の今頃で、行く前は特に印象なかった和歌山県でしたが、今は日本の都道府県でトップ3に入るくらいには大好きな場所になりました。
ぜひぜひ観光の計画を立てる際は、時間に余裕をもって、なるべく沢山の名所を回りましょう!!